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2004-01-01から1年間の記事一覧

 (課題1)ブレーンストーミング用専用ツールを考えてみた

先週、橋本さんへのコメントとして「社内会議は基本的に自動車レースのピットストップのようなものであり、業務を支援する仕事であっても業務そのものではないと考えたほうがいいのではないか」と書いた。しかし、これでは物事の半面にしかならない。たとえ…

 第10弾へのコメント3---社内会議はF1レースにおける“ピットストップ”である

昔、デジタルなコミュニケーションツールが存在しない時代には、会議はたしかに重要なコミュニケーション手段、情報共有のためのツールだった。しかし、電子メールをはじめとするデジタルツールが発達した今、以前と同じ重要性を持っている、あるいは、同じ…

 第九弾へのコメント3---リアル書店で風情をチェック

書名や著者名がわかっている場合、特定の分野の知識を仕入れたい場合ならよほどの稀覯本でもない限り探す手だてはいろいろある。しかし、自分でも何を探しているのかよくわからない場合には難儀する。というか、探すという行為そのものを諦めて「自然の出会…

第八弾へのコメント3---ホームページ第2世代ではあるのだが.....

「企業の知識共有、営業ツールとしてのブログはどう使われていくのだろうか?」が橋本さんの問いだが、一言で言うなら「どんどん使われるようになるでしょう」だ。理由は橋本さんが冒頭で書いている通りで、正直これ以上あまり付け加えることはない。藤元健…

第七弾へのコメント3---メモとしての「棚からぼた餅」

「セレンディピティとは、当てにしていないものを偶然にうまく発見する才能、などと定義される」などと言われると、つい「たなからぼた餅」なんていう俗っぽいことわざを思い出してしまう。[松岡裕典] 言うまでもなく「努力もせずに思いがけない幸運が手に…

第六弾へのコメント3---終業後の赤提灯や大部屋のレイアウトをデジタルな情報環境として再現すればいい

『バカの壁』がこんなに売れたのは、誰もが一度は「話が通じない」という経験をし たことがあるにも関わらず、その経験が名付けられていなかった。つまり、対処ので きない問題だった。そこに「バカの壁」という絶妙のネーミングがされることで、問題の在処…

第五弾へのコメント3---「たとえば」「言い方を変えると」「今すぐという話じゃないんだけど」

皆さんのご指摘はとてもよくわかる。昔そういう話を読んで「やっぱり」とか「つまり」あるいは「とりあえず」を使うときには注意するようになったのだが、注意はしていても使ってしまうこともある。[松岡裕典] ところで、口癖あるいは書き癖と言われてすぐ…

第四弾へのコメント3---発想を刺激するものを細部に求める、というスタイルもある

そもそものところで躓いた。というのは立花隆氏言うところの「斜め読みをして書物全体の大意を把握する絵画的読み」という言い方自体に「あれ?」と思ってしまったからだ。たしかに「パッと見て全体を把握する」を絵画に喩えたくなる気分もわからないではな…

橋本氏へのコメント3-----本来無関係なものが平面に置くことによってあたかも関係があるかのように見えてしまう

「検索結果をビジュアルに(というよりも「1次元的なリストではなく2次元的なマップとして)表示する」というのは一見、わかりやすくて良さそうに思えるのだが、すでに諸氏が御指摘の通り、思ったほどわかりやすくもないし便利でもない。なぜか?[松岡裕…

橋本氏へのコメント3---「メッセージ」は継ぎ手の部分にあって、部品そのものには意味はない

「知識を部品化(モジュール化)しておくことで、製品の品質を保ち生産の効率を上げることができる」というのは論理的にはまったくその通りだろう。論理的には異論はないが現実的に問題がないかというとそうでもない。[松岡裕典] 言うまでもないが、オブジ…

知識は書物ではなく現実からやってくる

あるいは「書物から得た知識は現実によって裏打ちされる」、あるいは「経験がなければ書物から知識を獲得することはできない」、逆に言うと「書物に書かれていることはそのまま現実に当てはめることはできない」……あるいは「現実の経済は経済理論によって動…

再利用するのはドキュメントよりもメモなのだけど

どうも雰囲気がUMLの話になりそうで、それはそれで非常に正しいアプローチだと思うのだが、根が天の邪鬼なせいかギャンブラーなのか、そうなると逆に振りたく(張りたく)なってくる。構造化できない領域、未分化な領域に行きたくなるのだ。[松岡裕典] 僕…

知識をそのままの形で流通させることは出来ない

先日、知人に「知識を流通させる話なのに、なぜ、それ以前の話ばかりするんだ」と聞かれてしまった。たしかにその説明をしていなかったかもしれない。簡単に言ってしまうなら、今泉氏と同意見で「知識は我々の頭の中にある状態」ではないかと思っているから…

発明の前に発想があり、発想の前に発見がある

小集団の間で知識を流通させる、あるいは知識を共有するためにはどうすればいいか、どのような道具や技法があるのか、それらを使う人間にはどのようなスキルや心構えが要求されるのか、あるいはそれを実現・サポートする環境(インフラ、ソフトウェアなど)…