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2000-01-01から1年間の記事一覧

情報デザインという窓から世界を見る旅

このコラムを書き始めてから1ヶ月になるが、ここでそろそろ方向転換をしたいと思う。理由は、このままどんどん突っ込んでいくと深みにはまりそうだからだ。そんな気分を図にしてみたらこうなった。 僕は、情報デザインについて語るなら「情報とは何か」につ…

ビートルズは聞く人によって音楽にも雑音にもなる。話

僕が初めてビートルズを聞いたのは中学2年生の時だ。当時、ビートルズを聞くのはもっぱら女の子で、男の子にはむしろベンチャーズのほうが受けが良かった。でも、どちらにしろ多くの大人たちは「あんなものは音楽じゃない。雑音だ、騒音だ」と噛みついた。 …

我々は情報という名の分厚いコートを着ている。か

先週、僕は「情報環境とは何か」を定義しようとして「南の島とは何か」のような話になってしまったのだが、これはよく考えてみると“よく出来た話”なのかもしれない。 僕のような都市生活者にとって、南の島はまずリゾートであり、パラダイスであり“最後の楽…

沖縄で「情報環境」を再発見する

今年の夏、生まれて初めて沖縄に行った。といっても沖縄本島ではなく八重山諸島の中心、石垣島だ。内地の人間は石垣島も沖縄と呼ぶが、島の人たちにとっては石垣は石垣であって沖縄ではない。そんなニュアンスを言葉の端々に感じた……。ともあれ、僕はあこが…

情報デザインから情報環境デザインへ

さて「情報デザインとeビジネスの関係」については折りに触れ取り上げるとして、この「情報デザイン」について、もう少し記しておくことにしたい。 この言葉が一般的に認知されるようになったのは1989年、アメリカのリチャード・ソール・ワーマンというデザ…

肩書きとしての「情報環境デザイナー」

僕は今年から「情報環境デザイナー」を名乗ることにした。とはいえ仕事の過半は相変わらず企業のウェブサイト構築。手前の「我が社はどうすればIT化できるでしょうか?」あるいは「我が社もe-ビジネスに取り組みたいのだが…」というご相談に乗ることもあるの…