なんで＜あんなもの＞信じるかねぇ

と思うこと、よくあるでしょ？（＜＞の中にあなたが思う＜あんなもの＞の具体的な名称を入れてみてください）　というか、昔は僕もよくそう思ったのだけど、いろいろ考えてみて「ああ、そうか」と思ってからそういうことに頭を悩ませなくなった。「ああ、そうか」の中身は「そりゃ、その人が＜それ＞を信じたいからでしょう」という身も蓋もない話で恐縮です（笑）。
あるいは「＜それ＞を信じれば救われる＝楽になれる」と思うからでしょ。つまり、信じてるのは教祖でも教典でもなくて、「信じれば救われる」という言説そのものなんじゃないかと思うのです。「信じれば救われる」と信じることが大事なんであって、そのターゲットは実は何でもいい……だから「鰯の頭も信心から（食べ残しの鰯の頭：生ゴミだって信じる対象にできますよ）」なわけだし。
……その＜＞の中に「自分」という言葉を入れてみると、それはそれでなんか怖い感じもしますね（笑）。