光学で12倍、さらにデジタルで4倍ズームしてみる

写真左は35ミリ（若干広角）、真ん中は光学12倍、右はさらにデジタル4倍でなんと48倍ズーム。こうなるとカメラというより望遠鏡なんですけど、僕的には「おお、スキャナの代わりに使えるじゃん！」です。すげぇ……というので部屋の中であちこちカメラを向けてシャッターを切ってみましたが、いくら手ぶれ補正機能付きとはいえ夜の室内では肘をテーブルにつけて固定しないとぶれます……つっても普通こんな望遠だとそんなことしても意味ないんでしょうけど、このカメラ肘さえつけばなんとかなっちゃう。いや、ちょっと驚きであります。（とはいえこの写真は三脚＋セルフタイマー撮影ですけど）

ということで、ケータイかデジカメか問題ですが、みなさんの助言をいただいて「なるほどそうか！」ということで、パナソニックの「光学12倍＋デジタル4倍ズーム、銀鉛カメラなら420ミリ相当の望遠」……というある意味最強のデジカメ、LUMIX DMC-FZ3となりました。ワンランク上に500万画素のDMC-FZ20ってのもあって、絵というか色味はこっちのほうが好きなんですがちょっとデカイし重いんですよ。気合いを入れて持って歩けるギリギリがFZ3ということで。

しかし、よくコマーシャルで「異次元のなんちゃら」というコピーを見かけますが、このカメラ、ちょっと異次元ですね。なんというか、眼鏡なしでは日常生活もおぼつかない人間がいきなり３キロ先のハイエナを見つけるアフリカの野生の眼を獲得したような気分です。なんか、いままで見えなかったものが見えちゃう感じ。うーむ。であります。