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 茶色の小瓶

つまりなんだ、クリープの瓶なんだけど、これが好物なのだ。なんでそんなものが好きなのか自分でもよくわからないのだけど、たぶん「安心」とか「懐かしさ」とか、大げさに言うと「失われた事物」のイメージがあるからなのではないかと思うのだ。なぜクリープの瓶が茶色かというと光による内容物の変質を防ぐため……のはずだ。つまり、変質を保存料などの科学的な方法ではなく物理学的な方法で防ごうというところが「懐かしい」のだ。目に見えないケミカルではなく目に見えるフィジカルなものが好き……というのは、手でさわれないデジタルよりもさわれるアナログ……っつうのにちょっと感じが似ているかも。

ということで今年は本格的にアナログ回帰……ではなく、正確には「デジタルとアナログのハイブリッド」がテーマになるだろうと思っているのでありました。おしまい。