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 あービックリ!

巡回先の一つでこんな記事を見つけました。ある本について、amazonのレビュー欄にレビュアー(読者)が批判的なことを書いたら、それを見た著者がブチ切れて……(経過はこことかこことか)……結局、レビュアーの人が該当のレビューを削除した、という話なんですが、これ、ちょっとまるで笑えないどころかかなり怖い話なのです。

レビューの削除理由が「どう読んだか」の範囲でならいいんだけど……その間の応酬ログを読む限りでは、実名著者が「あなた(匿名レビュアー)のプロファイル(個人情報)を晒しますよ(実際に一時的に晒してる)」的な脅しで削除させたようにしか読めないからです。著者も自分のブログでは反省の弁を述べられている……ようですが、「そんならその書評を再度掲載してもらうようにレビュアーに頼めよ」と思ってしまいます。言ってることとやってることがぜんぜん違う。

ま、ともかく「自分が実名であることを楯にして匿名の人を晒そうとする」ってのは、「匿名であることをいいことに好き勝手を書く」という態度とコインの裏表のようにも思います。どっちも変。……え? 僕ですか? ここのエントリのそこそこに実名を晒してるし、コメント欄でも晒されてます(笑)。実名だろうが匿名だろうが、書くことにほとんど変わりはありませんので。そんな器用じゃないもん(笑)。