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男はシステムにこだわり、女はレイアウトを受け容れる

あるサイト(といっても知人のブログだけど)によると、僕はこういう風なことを言ったことがあるらしい。名言だとまで言われてこういうことを言うのもどうかと思うが、本人は、実は「まったく記憶にない」んだな〜、これが。でも、これ、ワタシの場合「よくあること」なのであんまり気にはしてない。しかし、問題は、自分で言ったことにしてはよく意味がわからんということだ。自分でも意味のわからないことを喋っているとしたら恐ろしい。意味の夢遊病者みたいだ。

で、件のエントリを読んでみると「料理するときに男は材料の買出しから始めるのだが、女は「え、冷蔵庫の中ってこれしかないの?」とかいいながら、しばらく沈思黙考したあと、そこそこ美味しい料理を作ってしまう。」という例が挙がっている。なんとなくわかる。

確かにこういうようなことは感じているし、何かの会話の弾みでこんなことを喋った可能性は高い。でもなぁ、ワタシもデザイナーの端くれなので、対比させるなら「デザインとレイアウト」だと思うんだけど。レイアウトと対比する場合、「デザイン」という言葉は「無から有を生みだしたい」という願望的な側面に光があたる。いっぽうの「レイアウト」は「すでに存在するものの魅力を引き出す」的な意味になる(変な日本語だ)。

つまり、デザインは「この世界ではない世界を作ろうとすること」から始まり、レイアウトは「この世界をあるがままに受け入れること」から始まるってことだ。言い換えれば、自分の外に青い鳥を探そうとするのがデザインで、自分が青い鳥であることを認めるのがレイアウトだったりする。かも。(をい、なんか話がずれてないか?)

・引用元:http://blog.goo.ne.jp/softmachine35/e/cd7d626913a6326e64742d554b4775a0