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偶然の産物

NuDI2005-02-09


事務所を片づけつつ,あちこち撮影してコンピュータに取り込んだらこんなのが撮れていた。
オートフォーカスでうまくフォーカスできてなくてピンぼけ。フラッシュ炊いてるのになんとなく露出不足だし。完全な失敗写真なのに,なんとなくいい感じ。普通に撮影してフォトショップでいじっているとこういう感じになることがある。少しコントラストを弱めにして,フィルタの「明るさの中間値」でぼかしてから,もう一回コントラストを上げるとか。
よほど「こう撮ろう」という意図があるときをのぞいて,普通に写真を撮るときには意図的になんにも考えないようにしている。構図だとか明るさだとか。頭の中と比較することもしない。ファインダー(あるいは液晶モニター)を見て,あとは手と足が勝手に動くのに任せる。昔,浅井慎平さんが『カメラはスポーツだ』というような書名の本を出していて,僕はその書名を見て「ああ,そうそう」と思った。その本は買ってもいないし立ち読みもしなかった。その書名で十分でございます。と。
言い方を変えるなら「写真とは一つの事件である」とかね(へへへ)